【体験談】20代で銀行員から異業種への転職は可能?に答えます

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銀行員を辞めようと思う。次は銀行以外の職場にしたい。
実際に銀行員が活躍できる職場ってどこだろう。

銀行に就職して後悔している。
次は絶対異業種の職場に行きたい!

 

こう思う銀行員はとても多いです。同僚や先輩、後輩も悩んでいました。

元銀行員の私も転職を考えたときは、

「絶対に金融業ではない職場に転職したい!」と考えていました。

 

結果として、今は全く畑違いの異業種に転職して楽しく過ごしています。

今回は私の事例、および同じ職場の銀行員のケースをまとめました。 


この記事でわかること:

  • 20代銀行員は異業種転職できるか

  • 銀行員の具体的な転職先はどこか

 

20代で銀行から異業種への転職は可能か

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結論:余裕で可能!

 

20代の銀行員はどの会社でも非常に重宝されます。それは転職活動していた実感からもいえます。

 

この20代の範囲とは、具体的は29歳でも全然余裕で転職可能です。よく、第二新卒を考慮して26〜27歳までが転職最盛期だという話も聞きますが、私自身の手応えおよび転職した後輩たちの話を聞いても20代であれば大差はないように思います。

 

更には30代前半での転職もよく聞くようになりました。私自身は30代で転職した身ですが、当時は少数派でした。しかし2017年ごろからマスコミで銀行員の転職が話題となって以来、銀行員の転職希望者は増えているようです。転職市場もかなりバブルのようですしね。

30代ともなると、銀行員の場合は人事スクリーニングが一段落し、エスカレーターで昇格できた組と、出世ルートから外れた組が顕在化するころですね。この段階で見切りをつけて転職しても今の市場では成功確率が高いです。

 

銀行員の具体的な転職先はどこか

1.大学職員

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私の回りでは私立大学の職員が結構多い印象です。銀行員というイメージがよく、要領のいい人は割とサクッと転職している印象です。

就職した感想を聞いてみると、満足度はかなり高いです。銀行とは真逆の風土の職場のため、心底銀行に就職して後悔した人ほど、私にも転職を勧めてくるほどです。

ただし、割と狭き門です。更にはあまり財政状況の良くない私立大学も多いので、もし転職先の候補に挙げるならば倒産しないところを選びましょう。

 

2.公務員

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安定を求めて入行した人で、次の職場にも安定を求める人は公務員に転職しています。

20代ですと、しっかり筆記の公務員試験で国家一般、地方上級あたりを取得して転職を果たした人と、社会人採用枠を利用して入職した人と半々くらいの印象です。超優秀な同期は在職中に2ヶ月の勉強で地方上級に合格しています(銀行が死ぬほど嫌でそれをモチベーションに奮起したそうです)。

 

ただ、話を聞くと満足度は低いように思います。

職場風土は銀行に似ている(封建的)ということと、給与水準が低いことが大きいようです。銀行員は仕事はきつくても、そのストレスを発散するために土日に旅行レジャーでお金を使うことができますが、公務員の場合は休日のお金の自由が銀行員ほどありません。一度お金を使う遊びを覚えたのなら、抜け出せないというやつでしょうか。

 

でもまあ、地方公務員の共済は半年複利で高金利とのことで、銀行で低金利扱っていたのが馬鹿らしくなると話していましたが・・・(今はどうかは知りません)。

 

3.大学院

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若手なら大学院というのも手ですね。今の大学は社会人で修士を目指す人も結構いて、もう一度アカデミックな場に戻りたいという需要もあるみたいです。

特に、大学院に進学するとなるとやりたいことが明確なので、余計な引き留めに合いにくい・・・という裏メリットもあるようです。

 

4.営業職

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営業から足を洗いたいと思う銀行員は結構多いかもしれませんが、世の中の文系キャリアのほとんどが何らかの営業系職種です。公務員でないかぎり、当たり前と言えば当たり前です。

 

転職活動をすると、営業職と言っても様々な業態があることに驚かされます。極端なことをいえば、売上を上げなくて良い営業マンも一定数存在しますからね(メンテナンス系のルート営業等)。

 

銀行の営業といえば、お願いセールスが中心であり、ウンザリしているとは思いますが、根気よく条件の良い職種を探せば絶対にあなたに合う職場が見つかります。

 

後輩2名は営業職に転職しています。2人とも保守系の営業ですが、純粋にお客さんのために仕事をできていると満足そうです。銀行と真逆なことをやっていることに喜びを感じると話していました。

 

まずは、適性検査などによる自己理解が大切

基本的に銀行員の転職の幅は広いのは間違いないです。

私自身は、上司に言われた「お前は銀行以外では使い物にならない」と言われたのが悔しくて、転職活動の際に「銀行員は本当に異業種に転職できないのか?」ということを検証すべく、未経験職種ばかりに応募していたひねくれ者です(笑)。

 

その結果、いわゆる外資系保険営業マンという銀行員にスカウトが来がち(!)なコテコテのものから、変わり種ではゲームデザイナー・プログラマーまで面接にこぎ着けましたよ。志さえ高ければ、銀行員はどんな業種にも転職可能です。

 

ただし、これはしっかりと自己分析をして、「なぜ私が銀行員から御社に転職するのか」をしっかり説明できるようにしていたからです。これをやっておくと、面接でとっさの質問にも素早く対応でき、内定確度が上がります。

 

転職サイト、星の数ほどありますが、私は最初ということであれば無料で適性検査・自己分析のツールが使えるミイダスをおすすめしています。

 

適性検査LP

 

なぜ最初はミイダス?→最初の一歩から「転職エージェント」をつかうと強引に転職させられる!

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転職エージェントという存在をご存知ですか?

担当者があなたのパートナーとなり、転職を後押ししてくれる存在です。

私も転職活動の後半ではお世話になりました。

 

ですが、転職活動の序盤でいきなり転職エージェントを使うのはおすすめしません。

 

なぜなら、彼らは時として強引に転職を勧めてくるからです。

 

転職エージェントの収入は、転職先からの報酬で、その額は転職者の年収の30〜40%ほどです。

 

仮に年収500万円で転職を成功させたなら、200万円もの報酬が転職先からエージェントに支払われます。

 

だから、エージェントは必死に転職を勧めてきます。

 

私の知る限りすべての転職エージェントはノルマに追われています。無理矢理転職を勧められたのでは、在職中に転職情報を収集したい人にはハードルが高すぎます。

 

 

転職するにあたってはエージェントは情報を持っているという点で心強い存在ではあります。

 

しかし、こちらも準備をしないとエージェントの勢いに飲み込まれてしまいます。転職を成功させるためには、ミイダスのような情報サイトで自分なりに転職市場の相場観を鍛えておくことは必要なことだと思います。

 

 

 【ミイダスのメリット】在職中にじっくりと転職について考えることができる

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転職の終盤では転職エージェントを利用して転職を実現する人が多いですが、

 

「なんとなく転職を検討しているだけで、今のところ転職志望度は高くない」

って人もいますよね。

 

その場合でも、とりあえず登録しておくことで、いざという時にすぐに動けます。

 

 

勢いで転職してしまうと、また失敗してしまうかもしれません。

 

案外、離職から再就職までの限られた時間は短くて、辞めたは良いものの、あまり熟考せずに次の就職先を決めてしまう、ということも起きがちです。

 

転職市場は景気に大きく左右されます。

今は転職市場が活況でも、いざ転職するときには停滞しているかもしれません。

 

転職市場で重要な指標の一つ「新規求人数」は先行指数とよばれ、景気の波より少し進んだ動きをします。銀行マンがよく触れている金融市場とは別の動きをしますので、常にそのマーケットの情報を追っていくことは大切です。

 

まずはミイダスで常に情報に触れられる環境をつくって、いざという時に冷静な判断ができるようにしておきましょう。

 

 

何よりすべきこと!「自分の市場価値を確認」する

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現実的に考えると、もしかすると今すぐの転職は難しい状況にあるかもしれません。転職するということは、理屈だけで決められるものではなく、様々な現実を考慮する必要があります。

 

まずは、自分にどんな選択があるかを把握することから始めることをおすすめします。

 

そのために、まず銀行員の自分に「市場価値」がどれくらいあるのかということを把握していきます。

 

ミイダスのポイントとして、個人情報を登録しない点と、向こうからオファーが勝手に来るという点があります。気軽なのがポイントです。なので、本格的にミイダスを使うのもアリですが、私がおすすめする使い方としては、3つの目的に割り切って使うのがおすすめです。

 


  • 企業がどんな人材を欲しがっているのかを知る
  • 企業が見る数字を肌感覚で掴む
  • コンピテンシー(自分の行動特性)診断を受ける

 

ミイダスの登録は、超簡単です。

サイトに進むと次のような画面が出てきます。

 

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順次用意されている提携質問にスマホでタップしていくだけで簡単に終了します。

 

 

だいたい5分くらいで次の画面が表示されます。私の入力した画面を晒します。

 

 

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まあ、正直年収とオファー数はあてにしない方がいいです。年収978万円とかは無理ですね。

 

まず、ここまでで気がついて欲しいのが、

「企業がどんな経歴をあなたに求めているか」です。

 

 

営業職だったら経験年数や成果はざっくりどれくらいか、エクセルスキルはどれくらいかなど、銀行に在職していただけでは気がつかない採用企業の視点を知ることができます。

 

 

 

また、私のおすすめはコンピテンシー(行動特性)診断です。

 

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これは自分自身の行動特性を知ることができる適性診断なのですが、自分自身では気づかないストレス耐性の度合いや、チームワークを大切にするかどうか、状況適応力があるかどうかなど、自分の強みや弱みを客観的に教えてくれます

 

こういうの、いったん就職してしまうとなかなかできていないのが現実なのではないでしょうか。

 

 

【まとめ】ミイダスは転職の最初の一歩としておすすめ

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ここ数年、転職市場はずっとあがり調子です。

 

人手不足を背景に求人数は急速に増加しています。しかし、転職市場が伸び続けている一方、ブラックに入社してしまう人も多いです。

 

銀行員は基本スペックが高いので、業種を問わず重宝されることも多いです。せっかく元銀行員というレアカードを持っているのなら、無駄にしたくはないですよね。

 

何もしなくてもまた明日がやってくれば銀行に出勤することと思います。

 

「自分は銀行に向いてないんじゃないか」

 

こう思って毎日やり過ごすのは、正直つらいです。

 

私の場合はこの繰り返しで入行から10年を迎えてしまいました。

 

「3年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と思い続けて3年働いたころには、

「5年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と先延ばしにしていて、気づけば10年経っていたのです。

 

私は10年間銀行に勤めたことなんかより、

 

10年間モヤモヤしながら生きていたことのほうがよほどもったいないと後悔しています。

 

現在、別の会社で幸せに働けている分だけ、よりそれを強く感じます。

銀行員時代の私の酷い思い込みは以下のようなものです。


  • 辞めるには次を決めてからでないとと思い込んでいたこと
  • 銀行員は潰しが効かないと思い込んでいたこと
  • 仕事への価値観の軸が新卒のままになっていて、転職を思い浮かべてもそれが足かせになっていたこと

でも、転職して分かったのは


  • 転職市場に自分を当てはめてみて、意外と銀行員は潰しが効くということ
  • 最初は面倒だけど行動すれば、モヤモヤせずに生活できるということ
  • あまり恐れずに日々を過ごして良かったんだ、ということ

です。

 

小さな一歩でも、

ほんの少しでも変えれば大きく変わる可能性があります。

その一歩の支えになれたのなら幸いです。

 

参考:ミイダス

 

 

 

 

適性検査LP