銀行員の「転職力」元銀行員のキャリアは有利なのか?

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こんにちは、りゅうです。

サラリーマンなら一度は考える「転職」が今回のテーマです。

今回は、実際に銀行を退職して転職した経験から、銀行員転職者の層はどういったものか、銀行員は転職市場でどう評価されるのかを、あくまで私見ですがまとめました。

 

多くの銀行員は地方公務員志望

銀行から転職するタイミングは大きく分けて3つあるように思います。

  • 入行から2〜3年程度のゾーン
  • 5年目くらいのゾーン
  • 役席者〜ゾーン

2〜3年程度

第二新卒として転職することが可能なゾーンです。どの企業もそうだと思いますが、このあたりが銀行転職の「ボリュームゾーン」です。元々「安定している」「事務が中心」と銀行業務を勘違いした層が多いので、ぼくの回りでは地方公務員に転職する人が多かったです。アピールできるキャリアにも乏しいですしね。

元々地頭が良いそれなりの人が銀行には入行してきますので、それなりに公務員試験の勉強をして、平日の面接にさえ行くことができれば、公務員にはなれるようです。

5年目〜

銀行勤めも5年目を過ぎると、転職市場での見方が前述の層とは変わってきます。

まず、公務員への転職が難しくなります。地方公務員の場合、新卒入社には年齢制限が設けられており、その多くは29歳前後にその上限があります。年齢制限を超えると物理的に新卒では公務員になれませんし、経験者採用と呼ばれるキャリア採用では採用人数が若干名であることが多く狭き門です。この時点で公務員への転職は現実的ではなくなります。

一方、5年を経過すると転職市場では「最低限社会人をやってきた」と見なしてもらえます。それまで培ってきたキャリアも評価されるようになります。外資系保険会社からの謎のヘッドハンティング電話がチラホラ出てくるのもこの頃です。

役席者

最初に役付になるレベル(多くは35歳前後)では、取引先からのヘッドハンティングがメインになります。35歳程度の年齢になると、自分の銀行への適性も分かっているし家庭を持っていることも多いので、自ら進んで転職活動はできなくなります。給与水準も高いため、実際に転職する人は少ないです。転職エージェントから話を聞いてみても、まずそのクラスになると求人が少なくなるとの話でした。

結論「書類選考は通る」

さて、銀行員転職者のボリュームゾーンは第二新卒のゾーンですが、転職市場でそれなりに有利になるのは「5年目程度のゾーン〜」です。

ところで、ぼくの場合は転職活動においては「職種や業種にとらわれずにある程度幅を持たせる」ことをテーマにしていました。具体的には①これまでのキャリアが活かせる仕事(同業種、金融営業等)②職種は活かせる仕事(無形商材営業、審査業務、一般事務等)③全く違うキャリアになる仕事、全部応募する!といった具合です。

結構むちゃくちゃですが、書類選考はよっぽど未経験でない限り不合格になることはありませんでした。他業種他業種ではどうかわかりませんが、ぼくの場合、銀行員の求職者は珍しがって面接までは呼んでくれることが多かったです。

すべては「面接」

転職活動において、実際に企業を知るには面接の場しかないと思います。ハローワークや転職サイト、2ch転職板などの情報では超断片的で、Google等で検索可能な一見の情報しか手に入りません。

かといって転職エージェントも個社別に企業事情なんか分かりません。ざっくりした社風なんかは知っているのかもしれませんが求職者の担当と企業担当が多くの場合別人なので一貫性がありません。

結局、判断の8割方は面接しかないのです。転職サイトから簡単に書類応募はできますので、まずは面接で求人側求職側が言いたいことを言い合うしかありません。

面接では「もったいない」を論破する

ある程度のキャリアができてくると、同時に「なんでこの年齢で転職するの?今が一番仕事が充実しているときですよね?勿体ない」といった、ド正論の質問も当然行われます。

そりゃあそうです。企業側は「銀行員は優秀そうな人が多そうだけど、汎用的なキャリアは営業くらいしかない」と思っていますので、ここを論破できなければ面接で落とされます。

そもそもぼくの場合、新卒の面接でも、一つ一つの想定問答に上辺だけの回答をしてしまったことが、銀行からの転職活動に至った理由の一つとも考えています。もし、あなたもそうであったなら、こういった想定問答には事前に真摯に向き合い、上辺だけの回答にならないように考え抜くことが重要です。

ちなみに経理は厳しい

銀行員の転職で、公務員の次に人気が高いと思われるのが「経理」です。「事務方を志望して銀行に入ったのに営業ばかり」「営業はもうしたくない」と思う人が多いからです。

こちらは残念ながら、ぼくの場合は採用内定に至ることはありませんでした。経理セクションはほとんど実務経験者のみの世界で、かつ競争倍率が高いです。

「銀行」=「経理」といった思い込みだけでは、転職活動は厳しいです。

まとめ

前職の銀行営業店では、実際に転職するかどうかは別にして同期や後輩から「辞めたい」「辛い」という話が飛び交っておりました。

仕事をするということは多かれ少なかれ一定のストレスを伴います。銀行が特別にストレスの度合いが多いとは言いませんが、個人差により耐えられない場合もあるかと思います。前向きな転職がベストですが、誰だって何らかの不満があるから転職するんです。転職の理由は様々なので、転職希望者は自分で選択肢を狭めない方がいいです。

銀行の場合は意外と転職者のサンプルが少ないです。職場内で転職に関する話は基本的にできません(村八分にされそう)。なので少しでも役に立てばと思い書きました。

銀行から転職するということに思うことがある方もいると思いますが、耐えられないと感じたら転職するのもひとつの手だと思います。一応、転職理由はポジティブでないといけませんが、真相が「逃げの転職」であったとしても、転職活動では案外どうとでもなります。行動しないで自分で選択肢を狭めて苦しむ必要はないです。そういった人をいっぱい見てきましたので、ブログをご覧のあなたにはそうならないで欲しいと思います。

 

 

以上です!

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