銀行に向いていないと思ったとき考えておきたい3つのヒント

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また事務ミスをして怒られた・・・
毎日怒られてばかり。銀行やめたいな

ノルマ未達で毎週会議で詰められる
俺、銀行向いていないのかな

銀行員をやっていると、ふと自分は向いていないんじゃないかと思ってしまうことが多いです。
辛いですが、だからこそ、その機会に考えておきたい「3つの思考のヒント」をまとめました。

 

 

銀行員をやっていると、ちょっとしたことで注意を受けることが多いです。それも言い方もきつくて・・・ストレス耐性が低かった元銀行員の私も、毎日のように怒られていました。

 

私の怒られ例


  • 仕事が遅い
  • 事務ミス
  • ノルマ未達
  • というか預かり資産を騙してまで売りたくない
  • 飲み会の幹事が下手
  • というか新人らしくない
  • ノリが悪い
  • 大ざっぱすぎる

今思えば相当向いていないですね(笑)

 

銀行に向いていないと思ったとき考えておきたい3つのヒント

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1.「仕事内容」があなたに合っていないだけかも?

 

たまたま業務内容があなたに合っていない可能性が高いです。

銀行の仕事は数多ある業種のなかでも、

活躍できる分野がかなり幅広い

と考えて良いと思います。

 

一般的な支店業務一つとっても、


  • 窓口のテラーや、
  • 出納業務、
  • 内部のバックオフィス業務、
  • 中小企業向けの法人営業、
  • 投資信託や外貨、保険などの個人向けのリテール営業、
  • 住宅ローンなど個人向けローン係

 

など実に多岐に渡ります。

新人のうちはフロント業務に回されることが多いうえ、

まだ他の業務の経験がありません。

 

だから、仕事内容がたまたま合っていなかった可能性が十分にあります。

この場合は、ジョブローテーションにより一通り業務を経験するか、

先輩や同期から他の係の仕事について情報を集めて

自分なりに心の整理をすると落ち着きます。

 

2.「上司との相性」が悪いだけ かも?

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たまたま上司や先輩との相性が悪い可能性もあります。

というか、これが原因で向いていないと思う人、多いです。

 

毎日顔を合わせるものだから、気を遣うわ怒られるわで散々ですよね。

 

この場合は、一番年の近い先輩(その人が当事者なら次に年の近い先輩)に

まずは相談するのが手です。

 

ぶっちゃけた話、あまり具体的な解決策は出ないかもしれませんが、

「自分のちからでひとつ吐き出せた」という事実が、

意外にもあなたを少し落ち着かせます。

 

この辺は理屈ではないところであり、

私も最初疑ってかかってみましたが、案外次に進むヒントが得られるものです。

 

また、あなたのひとことで配置転換が実現する可能性もゼロではありません。

自分ひとりでどうにもできないことは、

 

一度他人に吐き出してみるとよい、

 

という当たり前の知見は、30代になって腑に落ちました。

 

3.思い切って休職してみるいいかも?

 

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銀行員にとって、案外切られることがない最強カード

「休職」です。

 

銀行員の福利厚生は結構充実していることは就職当時からおわかりかと思いますが、

まさか休職に手厚い補助があるとは意外に思うかもしれません。

 

銀行時代は結構休職というカードを使っている人がいました。

しかも複数回。

 

先輩が休職した際、あまりに休職するので、

「もう辞めたほうがいいだろ・・・」とも思ったのですが、

法的に会社側から解雇することはできません。

こういう権利が当たり前にあなたにもあります。

 

給与については一定程度保証されるので

生活面には、ほぼ支障がでないです。

人事部も残念ながらこういった手続には慣れているようで、

思い込んでいるよりスムーズです。

 

私が勤めていた銀行もバリバリの体育会系ザ・銀行でしたが、

休職しても復帰後のキャリアについてもある程度考慮してくれたりしますので、気に病んで病気になるくらいなら、いっそ休職してみるのも手だと思います。

 

それでもダメなら転職も視野に入れる

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もう根本的に銀行なんて向いていない!

他の仕事を探す!というのも全然ありです。

 

銀行に向いてない、と思うのは、

内定時に持っていたイメージと現実がかけ離れているから起きることです。

 

銀行に就職したことにより、自分のなかで仕事をするうえで大事にしたい価値観(=銀行ならなんとなく安定していそうとか、そういうやつです)は、新卒のころから間違いなく変化しているはずです。

 

もし仮にまた新卒で就職活動ができるとしたら、銀行を選ぶでしょうか。

 

きっと選びませんよね?

 

これを機会に自分なりの仕事に求める優先軸を、じっくり考えてください。

 


そのためには、実際に他の企業で働くイメージを少しでも持つこと、

 

そして今の職場に固着しすぎないことです。

 

 

たとえば転職支援サイトでは、自分の「市場価値」が明確になります。

様々な業種の企業からオファーを受けることになります。

 

銀行時代に思いもよらなかった経験が他社で評価されることがあります。

私は現在銀行以外の業種で仕事をしていますが、

銀行の環境は酷かったとはいえ、

そのスキルは銀行以外でも役立つものが多いです。

 

肝心の募集企業ですが、昨今の人手不足の影響から

結構大手企業からのオファーも多いです。

新卒の時には門前払いされた企業もあるかもしれません。

 

 

 

他社からのオファーもあり求められるスキルが明確化されれば、

 

たとえ銀行から転職しなくとも、そのスキルを銀行で研くために

 

意識的になれるし、

 

なによりモヤモヤしなくて済みます。

 

 

次に何をすべきか明確でないままだと、

 

ずっとモヤモヤをかかえてしまいますよ

 

 

銀行員を辞めたいのは転機と捉える

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銀行から転職する理由・とどまる理由、様々考えがあると思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

何もしなくてもまた明日がやってくれば銀行に出勤することと思います。

「自分は銀行に向いてないんじゃないか・・・」

こう思って毎日やり過ごすのは、正直つらいです。

 

私の場合はこの繰り返しで入行から10年を迎えてしまいました。

 

「3年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と思い続けて3年働いたころには、

「5年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と先延ばしにしていて、気づけば10年経っていたのです。

 

私は10年間銀行に勤めたことなんかより、

 

10年間モヤモヤしながら生きていたことのほうが

よほどもったいないと後悔しています。

 

現在、別の会社で幸せに働けている分だけ、よりそれを強く感じます。

私の酷い思い込みは以下のようなものです。


  • 辞めるには次を決めてからでないとと思い込んでいたこと
  • 銀行員は潰しが効かないと思い込んでいたこと
  • 仕事への価値観の軸が新卒のままになっていて、転職を思い浮かべてもそれが足かせになっていたこと

でも、転職して分かったのは


  • 仕事を辞めてから転職しても良いこと
  • 転職市場に自分を当てはめてみて、意外と銀行員は潰しが効くということ
  • 最初は面倒だけど自己理解が進めば、モヤモヤせずに生活できるということ
  • あまり恐れずに日々を過ごして良かったんだ、ということ

です。

小さな一歩でも、

ほんの少しでも変えれば大きく変わる可能性があります。

 

最初の一歩として、具体的なステップを紹介してますので、もしよろしければご覧ください。

 

www.ryuno.net