日本株を保有していると、定期的に配当計算書(ETFなら収益分配金計算書ですね)が送られてきますね。
「株式の配当が入りましたよ(人によっては受取手続きしてください)」ってだけの郵便物なのですが、毎回ご丁寧に封書で届きます。
ご丁寧なのは結構なのですが、私にはどう考えたって不要なんです。なんとかならないもんでしょうか。
色々調べましたが結論から言うと、2022年現在なんともならないようです。
たいていの人にはこの通知書が不要
上場している株式を持っていると配当がでることがありますが、その場合、信託銀行より「配当金(分配金)振込先のご確認」の封筒が届くようになります。
これは、配当金を確定申告するために必要になる書類です。
多くの方は税計算を証券会社がやってくれる「特定口座」を開設しているでしょうし、「源泉徴収あり」ならば、確定申告が原則不要になるため、やっぱりこの計算書はほとんどの場合、不要です。
この郵送という形式をとることでメリットがあるのは、郵便局に配当金領収書を持参する人(!)ですが、配当金を郵便局で受け取っている人ってどれくらいいるのでしょうか。
せめて、株式数比例配分方式を選択している人には、郵送不要のオプションを付けて欲しいです。
紙が無駄、資源が無駄
紙代と郵送代が無駄です。
単元未満株(ミニ株、S株)を持っていても、この計算書が届くため、私の場合は四半期に一度、合計10通くらいこのご案内が届きます。
年に1回届く特定口座年間取引報告書などは、電子交付となっており、上場株式についてもこういったことができるように思うのですが、できない理由があるんでしょうかね。
個人情報保護に手間と金がかかる
たいした金額を持っていないのですが、我が家に配当計算書は年間約40通ほど(信託銀行は80円×40通で3,200円もコストを払っている!?)届きます。
これだけ届くと置き場所に困りますね。
処分する必要がありますが、これがなかなか大変。住所、氏名、所有株数や配当額などが記載されており、個人情報満載です。
本当にめんどくさいです・・・
一部、電子交付される流れもある
一部の銀行では、年間取引報告書で配当計算書を代用しているケースもあるようです。
いち早く電子交付に取り組んでくれそうなSBI証券では残念ながら郵送されてきます。
楽天証券では電子交付されているのでしょうか。もしそうであれば移管したいです。それくらい、不要な計算書の処分が面倒です。
投資信託は電子交付が進んでいる
上場株式も投資信託の各種計算書のように無駄な郵送物を減らして電子交付を進めて欲しいですね。
もちろん、配当金を証券口座ではなく、別口座で受け取りたい人もいるでしょうから、「郵送するかどうかを選択できるように」してほしいだけなんです。
中の人に届くことを願っています。