こんにちは、りゅうです。
今日はとびきりおすすめの、ぜひ一度は行って欲しい温泉、南紀勝浦温泉「ホテル浦島」の話です。
(写真多めです。重いです。)
- ホテル浦島とは
- 準備するもの
- 勝浦あったかいよ・・・!
- 竜宮城へのお出迎え
- ポイント1:とにかく広い!冒険心くすぐる
- ポイント2:部屋からの眺め
- ポイント3:やっぱり温泉が良い
- 遊び場いっぱい
- 食事は普通
- おすすめの時期
- おすすめの行き方
ホテル浦島とは
紀伊半島最南端にほど近い「南紀勝浦(和歌山県)」の温泉です。
東京から新幹線で名古屋まで行き、その後特急ワイドビュー南紀で4時間くらい。
大阪からでも特急くろしおで4時間くらいかかる、東名阪からはちょっと遠めの温泉地です。
・・・でも絶対行く価値ありです!
準備するもの
さて、ホテル浦島に行くにあたり、普段の旅行道具に加えて是非準備しておきたいものがあります。
それは「サンダル」です。
冒険型温泉宿である浦島は、施設の端から端まで行くのに20分程度かかります。めちゃくちゃ広いです。
館内には温泉が6つあり、それぞれ離れているので建物内を歩いて移動します。部屋にはスリッパが備え付けてありますが、歩き回ると足が痛くなります。スニーカーなどで移動も可能ですが、温泉宿ですので、基本浴衣着て裸足です。
荷物になるのでめんどくさい人は、紀伊勝浦駅徒歩3分のホームセンター「コーナン」で、クロックスタイプの安物サンダルでいいので買いましょう。500円くらいだったと思います。
勝浦あったかいよ・・・!
2月初旬。どこもかしこも寒いですが、南紀は暖かいです。
大阪で5℃だったら南紀は12℃くらいあるイメージです。本州最南端の潮岬も近くてとても過ごしやすい場所なんです。
竜宮城へのお出迎え
JR紀勢本線「紀伊勝浦」駅から港町を散策し、徒歩5分程度でホテル浦島行きの船着き場です。ホテルには船で行きます。
(浦島だから亀なのか・・・!)
港から見える浦島は、島全体がホテルです。超でかいです。
島の裏側は岩壁ですが、浸食されて洞窟になっています。その洞窟が温泉になっています。まさに島全体がホテルなんです。
ポイント1:とにかく広い!冒険心くすぐる
ホテルに着くと、まず館内の地図が渡されます。
もうこの昭和テイストがたまりません。いいなあ。大人でも全部見て回りたくなりますね!
ちなみに6つの温泉にはスタンプ台があり、地図の裏側に3つ以上のスタンプが集まると、景品がもらえます。
まずは「山上館」に行きましょう。32階です。
山の上に比較的新しめの宿泊棟があります。山を上るのに屋内型のエスカレーターがあり、何度か乗り継いで向かいます。スペースウォーカーというらしいです。
こんな長いエスカレーターは建物内でなかなかお目にかかれません!これで1/4くらいです。しかも人もまばらで不思議な感じです。
4回に分けられたエスカレーターを使えば5分程度で山上館です。
勝浦漁港を一望できます。
次に山上館から日昇館に向かいます。エスカレーターを降りて、本館を経由して玄武洞に向かいます。
途中、洞窟なんかもあります。
(これでもホテル内です)
このルートが最も遠いと思われ、片道20分くらいかかります。サンダル必須です。
また、長期滞在にも安心な「乾燥機付洗濯機」コーナーもあります。
機械も新しめな印象。
(シャープ・・・!)
ポイント2:部屋からの眺め
ぼくが泊まったのは本館の和室です。
旅館はやっぱり和室が正義です!
そして、是非海側の部屋に泊まることをおすすめします。
ぼーっと港を眺めるのも、また良しです。
(夕景ですが世界の終わりみたいになってる)
ポイント3:やっぱり温泉が良い
温泉の種類は6つありますが、うち2つが洞窟内のお風呂、4つが内湯となっています。
慣れてくると、洞窟風呂(忘帰洞、玄武洞)だけ行くようになっちゃいます。
特に看板風呂である忘帰洞は、昼間は海を眺めながら入浴、夜は波音を聞きながらぼーっとできます。
遊び場いっぱい
大規模なホテルなので遊び場もいっぱいです。
至る所にちょっとした飲み屋がありますし、お土産コーナーも点在しています。
(昼間撮影。夜は屋台村になります)
(地形を生かした構造になっているのか、岩肌がむき出しになっている場所がいくつかあります)
レトロゲームコーナーもあり、子どもの頃遊んだ懐かしい筐体もあります。
食事は普通
旅館といえば食事が楽しみですが、この宿の食事は正直いって「普通」です。
ビュッフェ形式で、和洋の料理のバリエーションも豊富で、美味しいのですが、心のこもった味、うなる旨さではないですね。大規模ホテルなのでそこは割り切りましょう。一度に何百人と食べるわけですから。
おすすめの時期
勝浦は暖かいので、今のシーズン(2月〜3月)がいいです。
中国ツアーに組み込まれているような大規模な宿なので、外国人多めです。春節前後で4割くらいは中国、韓国人な感じ。関西空港から近いですし、外国人受けも良さそうです。
おすすめの行き方
最寄りは南紀白浜空港ですが、就航している便が少ないです(日本航空のみ)。
日本各地から飛行機で行くなら、断然関空からがいいと思います。新大阪、天王寺、和歌山から2人以上なら、特急くろしおの往復割引きっぷがあります。
天王寺〜紀伊勝浦まで一人あたり往復1万円程度で行けます。白浜といえばアドベンチャーワールドですが、少し足を伸ばして勝浦に行きましょう!
名古屋からならワイドビューを使いましょう。JR西日本と同等の割引きっぷがあります。
きっぷの呈示で、ホテル浦島のお土産品が1割引になるのも良さそうです。
個人的には大阪からのルートが好きです。今の季節(2月)なら海の景色と、梅農園とミカン畑の山の風景を同時に味わえます。
遠いけど、とても行く価値のある素晴らしい温泉です。
小学生くらいの子ども連れには特におすすめですね!