【浮足立つな】狭小住宅にドラム式洗濯機を入れる方法

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憧れのドラム式洗濯機を買いました。

 

パナソニックの機種で、(一応)最強スペック洗濯乾燥機を買いました。

いやー、背伸びした買い物でした。

 

ドラム式洗濯機未経験の方に尋ねたいのですが、

 

ドラム式洗濯機って結構憧れの部分強くありませんか?

 

ドラム式洗濯機といえば、一般的な家庭において「最高レベルに高額な家電」です。

 

昔は花形だった大型テレビは、今ではせいぜい10万円そこらで買えてしまいますからね。ルンバだってせいぜい十数万円です。

 

対してドラム式洗濯機は、ちょっと良い機種だと20万円オーバーは当たり前で、フルスペックだと30万円近いですからね。

私にとっては、車の次に高価な買い物です。

 

大きな買い物を目の当たりにすると、人間はまともな判断能力を失います。

私の場合ですが、アマゾン、楽天、価格コムのレビュー、星の数ほどあるレビューブログなど、とにかく商品に関する情報をかき集め「がち」です。

 

そのようななか、強烈に抜けがちな視点があります。

 

それは、

「我が家に本当に設置できるの?」

という点です。

 

 

我が家では一応搬入・設置はできたのですが、大人3人がかりでかなりギリギリでした。下手すれば返品する羽目になっていましたね。失敗したくなくて、かなり調べたつもりでいたのですが、抜けていた視点がありました。

 

前置きが長くなりました。今回はドラム式洗濯機(洗濯乾燥機)の設置のあれこれをお話します。

 

 

まずは結論

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ダンボールを切り貼りして、床接地面積の模型を作れ!

話はそれから。

 

どういうことか、説明します。

 

洗濯パンの大きさだけクリアしたのではダメ

多くの洗濯機メーカーのサイトでは「あなたの家でも置ける!」と購入を煽っています。

そこに書いているのは主に「設置」に関するものです。つまり、洗濯パンにおけるかどうかということですね。

 

確かに、設置予定箇所に置けなければそもそも購入できませんので大切なことです。

 

しかし、もっと大切なのは、

 

玄関から洗濯パンまでの搬入経路(導線)です。

 

これを声を大にして言いたいです。ゴールは洗濯パンの上ですが、そもそもゴールにたどり着かなければ試合終了、ドラム式洗濯機への憧れはゲームセットです。

 

私が購入したパナソニックの機種の場合は「一辺が609mmの正方形が搬入できるかどうか」というのがひとつの基準になっていました。

 

なので、玄関〜廊下〜洗濯パンまで609mmの幅が確保できるかどうか、メジャーですべて検証して、そのうえで購入しました。

 

しかし、迎えた搬入当日、実際にはかなりギリギリでした。

 

我が家の洗面所の導線は以下のような感じです。

狭小住宅なので、かなり狭いんです。

 

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配置図(白地が廊下です)

 

搬入の際、決定的に欠けていた視点が「正方形の対角線の長さ」です。609mmにとらわれていて恥ずかしながら気づきませんでした。

 

搬入に必要な理想的な幅は「609mm×√2(1.42)≒865mm」です。

 

我が家のように単純な縦横ではなく、斜めにアクロバティックに搬入する必要がある場合は、このくらい本当は余裕をもつ必要がありました。

 

搬入の仕方を工夫すれば、ここまで幅は必要ないかもしれません。

 

ただ、万が一ということもあります。事前に導線を検証するためにダンボールを切り貼りして609mm×609mm(パナソニック製の場合)の正方形の床面積模型を使って搬入経路チェックすることを強くおすすめします。

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なぜパナソニックにしたか

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ドラム式洗濯機は主要メーカーだとパナソニックの他に、日立、シャープ、東芝製があります。そのなかでもなぜパナソニックにしたか?というところなのですが以下のような理由です。

 

1.筐体が小さいイメージ(幻想でした)

2.乾燥機能使っても湿気排出が少なそう

3.おまけで洗剤自動投入

 

パナソニックは昔、プチドラムという機種を販売していて、シャープとともに比較的小さい機種を出しているイメージでした。なので、イメージ先行でパナソニックに決めました。実際には巨大です。でも床面積は小さい方のようです。

 

ネットでは日立製を推す声も結構あるのですが、商品名が「ビッグドラム」なんですよね・・・。そんなビッグなものは狭い我が家には置けないということで検討から除外されました。

 

乾燥機能がヒートポンプ式を採用しているという点も非常に大きいです。

 

我が家は変わった間取りで、フスマで仕切られた和室が洗面所のすぐとなりにあります。非常に湿気っぽい部屋で、梅雨はカビとの戦いとなる、そういう部屋です。

 

パナソニックが採用するヒートポンプ式は、衣類の湿気を除湿機の要領で水に戻して、それを排水する仕組みです。つまり、理論上は湿気がすべて排水される、という仕組みです。

 

これは私にとって非常に重要なことです。

一般的な衣類乾燥機は高温風の熱風により衣類を乾かすのですが、排気の際に湿気まで排出する仕組みになっていることが多いんです。これだと家中湿気まみれになる可能性があり、これは避けたかったんです。

 

洗剤自動投入はおまけであればいいや程度です。便利ですがなくても困りません。

タッチパネル操作、スマホ連携がいらなければ、それ以外最強スペックの以下の機種がおすすめです。

 

 

ちなみにすごく満足しています

憧れのドラム式洗濯機を購入したことにより、生活が変わりました。

 

ありきたりですが梅雨でも外の天気を気にせず洗濯することが可能になるのは心理的に開放された気分です。

夏だってゲリラ豪雨があるし、秋も秋雨が心配です。冬は洗濯物が乾きづらいですので、結局1年中乾燥機能が活躍するんですね。

買ってから改めて気づくと同時に、洗濯においてのちょっとしたストレスから開放されました。これが大きいです。

 

シーツ類も頻繁に洗うようになりました。今までは物干し竿のローテーションを気にしなければなりませんでしたが、もはやそれが必要ありません。いつも衛生的に過ごせます。

 

ドラム式洗濯機自体は超多機能ですが、基本的に「スタート」ボタンを押してしまえばあとはお任せです。

他社で申し訳ないのですが、昔の日立製洗濯機のウリの1つとして「これっきりボタン」という機能があり、その後他社が追随しましたが、これはまさに「これっきり」です。

 

これ以上のこれっきりを望むならば、あとは自動たたみ機能くらいですかね。これは少し遠い未来の話になりそうです。

 

まとめ:ドラム式洗濯機購入は慎重に

私のように憧れだけで先走る人はあまりいないと思いますが、搬入について気をつけておいたほうがいい点をまとめてみました。

 

ドラム式洗濯機の買い方ですが、基本的に「普段使っているネットショップ、家電量販店」でよいと思います。以前説明した「家電修理サービス」を後から付帯すれば、故障の際も安心です。

 

 

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