新幹線の台湾人が「台湾バッチ」を着けている理由

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私は出張でよく新幹線に乗ります。

 

ここ2年くらいで団体客から個人客中心に日本を訪れているアジア系外国人が乗車しているのをよくみましたが、2020年2月現在ではほぼ見なくなりました。新型コロナウィルスの影響です。

見た目は中国人でも・・・

そうはいっても観光で訪れているアジア系の外国人はまだ多いです。彼らは水色のマスクをよく着用しています。やはり未知のウィルスが怖いのは外国人だって同じです。新幹線の乗客もほとんどマスク姿。

 

毎週のように新幹線に乗車するので、ここで感染したら怖いなーと思って、一瞬、ふとみると、大きなスーツケースをもったご一行が一様に「私は台湾から来ました」「from Taiwan」のバッチを着用しているのではありませんか。マタニティーマークくらい小さな缶バッチです。 

ファッション?かなにかと思っていました。

が、よく考えると「私は中国大陸(特に武漢)から来ていませんよ」というアピールなのかなと感じました。考えてみれば容姿は中国人、言語が違うとはいえ中国語に聞こえるし、マスクの色も水色、服装の色も日本人よりちょっとだけ派手な気はします。

 

そこで、中国大陸(特に湖北省周辺)からは来ていませんよ!台湾からですよ!だから私たちは安全ですよ!とアピールしたかったのかもしれませんね。

 

何がすごいって、その缶バッチを考案した人ですよ。

新型コロナが本格的に流行してからさほど時間が経っていないのに、日本に渡航する台湾人にこれを売るために、(「日本人はこういうの気にするから」というストーリーまでつけて!)かなりのスピード感をもって商品化した、ということです。

 

このスピード感、見習わないとなと新幹線のなかで一人密かに感心した話でした。

(真相はわかりませんが・・・)このあたりの真相、分かる方教えていただけるとうれしいです。