転職する決意はしたんだけど、志望理由どうしよう・・・
銀行員が書類審査で有利になるような自己PRを書きたい
銀行員から転職を果たした私が、自己PR作成で有利になったことや、転職エージェントから指導を受けた点についてお伝えします
転職活動で面倒くさいことNo.1は自己PRを作成することです。
できることなら省力化したいですよね。
元銀行員の私の実践例から、 簡単に転職理由を作れる方法を説明します。
銀行員の転職理由をテンプレ化する3つの手順
結論
- フォーマットを理解を理解する
- 採用担当に求められていることを考える
- 結論から先に述べることを意識する
順に説明していきます。
1.万能フォーマットに当てはめる
思考については、型に当てはめると取り組みやすいです。
まずは以下のフレームで書き出してみましょう。
- なぜ転職するのか(再度転職するリスクの回避)
- なぜ当社なのか(仕事理解:当社への志望度を測る)
- なぜあなたなのか(自己理解:過去の経験とのマッチング)
まずはシンプルにこの3つの軸で考えましょう。
どんなフォーマットであってもこの3軸を当てはめることでキャリアシートが完成します。
転職理由については、せっかく採用したのにまた流出してしまうことを防ぐための質問です。本音2割:ポジティブ8割くらいでいきましょう。ポジティブ10割だと嘘くさいです。
また志望理由については「なぜ当社なのか」「なぜあなたなのか」ということを、分けて考えると良いです。
そして、マインドを切り替えましょう。
真面目な人ほど、正直に転職理由を答えてしまいがちですが、それは違います。
また、無理矢理「ネガティブな理由」→「ポジティブな理由」に転職動機をこじつけてしまって言いたいことが分かりづらくなることも、よくあることです。
コツとしては、
できるだけ言いたいことはシンプルに、です。
そしてでっち上げと割り切って作成しましょう。
あなたの目的は内定を得ることであって、転職理由を根詰めることではありません。
当然、ある程度準備が必要ですが必要以上に構えてしまうと時間を無駄にしてしまいます。
2.企業があなたに求めていることを想像する
以上を踏まえて、実際に応募書類を作ってみましょう。
基本的に転職でみられているのは3つです。
・また転職する懸念がないか?
・前職ではなぜダメなのか、当社だとなぜ良いのか
(転職すれば前職の不満が解消できるのか?)
・事業内容をちゃんと理解しているか
とくに上2つが重要です。事業内容の理解ももちろん大事ですが、表面的なことよりも、企業はあなた自身と当社の繋がりが見たいのです。流れとしては、
「○○のような仕事をしたくて▲▲社にいるが、いまの職場では、努力しているものの、そういった仕事ができる環境にない」(やりたい仕事がある&実現できない、という理由)
↓
「御社であれば、○○というチャンスがあると思ったので応募した」
となるのが理想です。
3.転職理由など、文章は結論から先に述べる
文章の書き方の問題です。結論から先に述べましょう。
これは面接でも一緒です。結論から先に話す癖をつけておけば、ダラダラと長く話すことを防ぐことができます。
ダラダラ話すデメリットは、言葉のキャッチボールが成立しない、ということです。
また、面接で結論を言う前に次の質問に移ってしまった場合でも、結論から話しておけば、要点は相手に伝わっています。
文章の味付けとしてはちょっとくらいネガティブがあったほうがリアルです。最終的に、全体的にポジティブに仕上げるようにしましょう。
さらに、「書きすぎない」ということもポイントです。
面接は、志望理由や自己PRが記載されているキャリアシートを元に行われます。ここで、面接官が質問しやすい「フック」をあえて残すことで口頭でカバーすることができます。
書類選考があるとはいえ、転職活動で一番の山場は採用面接の場です。キャリアシート、職務経歴書、ジョブカードはあくまで面接のネタであることを理解しましょう。そう考えると、少し気持ちが軽くなると思います。
銀行員であることが有利に働きやすいキーワード
銀行員であるあなたが強みにできることは「数字」と「営業力」です。
この2つは、あなたから説明されなくても採用担当は銀行員というスペックから無条件で読み取ってくれますから、有利です。
ビジネスマンとして、数字ができて営業力があることは何よりも強みです。ぜひ自己PRで生かしたいところです。ウソはダメですが、ある程度盛るのはOKです。自己PRに積極的に活用しましょう。
一方、弱みについては、ある程度の具体を書きつつ、「そのために〜のように心掛けている、努力をしているところです」と結びましょう。
「なぜ当社なのか」に答えるネタを探す
最初の万能フォーマットを思い出してください
- なぜ転職するのか(再度転職するリスクの回避)
- なぜ当社なのか(仕事理解:当社への志望度を測る)
- なぜあなたなのか(自己理解:過去の経験とのマッチング)
とくに、「なぜ当社なのか」という部分は、説明するだけではなく、自己理解も含めて話をする必要があります。
そのためにはまず、ミイダス等などの適性検査を使うことをおすすめしています。
まず最初の一歩として、あなたの興味関心を「第三者視点」でチェックしてみましょう。
統計による結果も含まれており100%鵜呑みにはできませんが、公式サイトには載っていない視点を得ることで、内定までの道のりを楽にできるはずです。
詳しくは以下の記事にまとめましたので見てみてください。
参考:ミイダス