2021年に行ったふるさと納税で満足度ナンバーワンは秋田県湯沢市に行ったふるさと納税です。
普段お味噌汁を飲むのに使っている「汁椀」ってこだわってたりしますか。
私も今回ふるさと納税で手に入れるまで、あまり気にしていない食器でした。
しかし、実際に手にしてみると、非常に満足度の高いものでした。とくにこだわりのない人ほど、こういった漆器をふるさと納税で手に入れるのがおすすめです。
今回はふるさと納税により入手した秋田県湯沢市の川連(かわつら)漆器をレビューします。
少し高価な食器が欲しかった
普段の食卓ではニトリの食器を愛用しています。
とくに陶器については最近の技術進歩により、軽くて落としても割れにくい素材になっていて高機能ですね。そのうえ安価なので気軽に買えて重宝しています。
でも、汁椀などの漆器については量販店で買うものと職人が作ったものとでは明確に違いを感じます。背景知識の無い私のような者であっても、器の美しさにワクワクしてしまうレベルです。
いつかは欲しいと思っていました。2021年は、楽天ふるさと納税を見ているうちに、意外と現実的な寄附金額で職人が作った漆器が手に入ると知ったので試してみることにしました。
ふるさと納税なら手軽に手に入る
ふるさと納税については、2021年時点では寄附金額から2千円を控除した金額から、だいたい30%程度を上限としてお礼の品(返礼品)を送ることになっています。
この30%という基準が曖昧です。原価なのか、売価なのか。例えば、缶ビールのような、どこで買っても市場価格が一般的なものであればわかりやすいと思います。
この場合は、返礼品の市場価格÷寄付額によりお得度が算出できますね。この割合が基準をオーバーしていると自治体は総務省に怒られることになります。
しかし、職人が作る漆器については、缶ビールの例とは対照的です。時価に近いし、適正な価格が素人目には曖昧に思えます。工房脇にある直売所で買うのか、デパートで買うのかでも価格は違いますよね。
つまり、漆器の適正な価格というのは、ある程度の目安があるとはいえ、先に挙げた缶ビールのような例とは対極であるということです。
ここは、ふるさと納税の妙味と思いますが、制度の趣旨により地元の生産者の直販に近い価格になるため、納税額(寄付額)に比してお得に手に入れられるものと考えます。
過度に安い価格になると、生産者を圧迫するためどうかとは思いますが、肌感覚として返礼割合もそこそこ高い気がしています。
実際に手にしてみるとクオリティが全然違う
ふるさと納税実施から2週間くらいで送られてきました。
実際に手にして使ってみると、量販店で買う汁椀とは全然違います(2回目)。
つや感、サイズ、漆器の厚み、手に馴染む形、熱いものを入れたときの熱伝導の少なさ・・・一体どうやって、どれくらい時間をかけてこれを作っているのかと思うほどです。
こうしたものを日常に取り入れられると気分が上がります。
しばらく使うと色が変わってくる
使い始めてだいたい半年くらいですが、徐々に色が変わってきています。
黒色と朱色をそれぞれ使っていますが、だんだん赤っぽく変わってきています。
月並みですが、長く使っていきたいなと思えますね。
まとめ
生活のクオリティを上げるヒントは、なにもガジェットだけではなく、こうした日用品にもあるということです。
ふるさと納税は、市販品の返礼割合などを考えたコスパ重視で選ぶ向きもありますが、取り入れられる範囲でこうした民芸品を手にすることは、趣旨としても合っているんだろうし、満足度高いなあと思った次第です。
以上参考になれば幸いです。