ニトリのワークチェア「リカルド」を買って後悔した話。

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ワークチェア選びは難しいです。

 

2万円くらいまではそこまで大差がない気がします。

10万円を超えると、特性はあれどどれも良い椅子に思えます。

 

問題はその間の価格帯(2〜10万円)の椅子ですね。

今回、ニトリのワークチェアを買って使って1年経ったのですが、買って後悔したのでその過程をシェアしたいと思います。

 

当時のワークチェア選びの基準

もともとは、イトーキのワークチェアを愛用していました。

まだ売っているかは分かりませんが10年前に買った「レビーノチェア」です。

 

PC作業を前傾姿勢で行うよりも背中を預けてふんぞり返って作業するのが好きなので適していました。

今回、さすがにガタが来てしまったので買い換えを決意したわけです。

 

選択肢はニトリの「リカルド」と、オカムラの「コンテッサセコンダ」

ニトリのリカルドは5万円、オカムラのコンテッサセコンダは20万円からなので、そもそも特性が違うのですが、共に5万円以上のプレミアムチェアという共通点がありました。

 

検討に検討を重ね、熟慮の末に最終的にニトリのリカルドを選びました。

理由は

「座り心地の良さ!」これにつきます。

リビングソファにも使われるポケットコイルを採用しており、長時間座っても快適さが持続します。これは実際に座ってみると感動します。

 

また、東洋紡の合成皮革レザーは触り心地が良く、高級感も感じられました。さらに、比較的手頃な価格も魅力的だったので決めてしまいました。

 

レビーノも当時10万円近くする高級チェアでしたが、リカルドを選んだのは、今にして思えば5万円とレビーノの半額だとしても「お値段以上」が感じられるか、そういうチャレンジだったようにも思います。

 

リカルドを1年使用してみての感想:経年劣化と設計の欠陥

しかし、購入から1年が経過すると、チェアの問題点が次々と明らかになりました。

 

最初に気づいたのはポケットコイルの耐久性の低さです。

 

座るたびに発生する異音は、気になり始めると止まりません。

 

次に、肘掛けと背もたれが連動して動く設計の問題が浮上しました。

おそらくリクライニングを多用することにより、ネジが緩みやすくなり、その結果、異音が発生しやすくなることを想定していないのでしょう。ネジが緩むことが頻発し、都度都度六角レンチでネジを締め直す作業に追われました。

 

そもそもニトリの椅子は「消耗品」であることを思い知らされた

これらの経験は、ニトリの商品ポリシーについても考えさせられるものでした。

 

特に問題なのは、ニトリの場合、商品が一定期間を過ぎると(たぶん売れなくてカイゼンがはかられると)名前を変え、過去のレビューを新商品に引き継がない点です。

事実、リカルドという商品はもうありません。

 

更に、その代替商品も2024年1月時点でラインナップから消えました。

 

要するに商品サイクルが早いのです。

 

買う側としてもこのことは問題になりかねません。売れ線じゃなければ1年も経たずしてレビューが消えてしまうので、購入前の十分な情報収集が困難になり、消費者としては不利な立場に置かれます。

 

ニトリはもともとそういうところがありますね。

1万円の安価な椅子であればそれでも良いかもしませんが、5万円って庶民にとって結構大金です。ニトリの商品は良いものも多いですが、商品の企画流通がそもそも超高速なので、良い悪いではなく、こうなることは分かって購入すべきでした。

 

まとめ

値段が高くてこだわりが反映されるものを買うときは、ブランド品を買え!ということにつきるのかなと思います。

 

それにしてもリカルドの最初の印象が良すぎた。本当に座り心地が良かったんです。

 

この一連の経験を通じて、ブランドがブランドたらしめていることの意味を改めて実感しました。

特に長時間使用するワークチェアは、初期の快適さだけでなく、長期的な耐久性やメンテナンスの容易さ、さらにはメーカーの商品ポリシー(商品サイクルが早くない、「定番」を抱えていること)も重要な判断基準だなあ、と。

 

この教訓を胸に、コンテッサを買います。

また手に入れたレビューしたいと思います。

 

 

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