●●定期便の罠が多すぎる件

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私はいくつかの定期便を注文しています。

 

定期便とは「一週間に一度などの間隔を開けて自動的に商品が発送される仕組み」です。毎日使うものなどは定期便の登録をしておくことで、発注の手間が省けるといったものです。

 

我が家では以下の3つの定期便を利用しています。

 

Amazon定期便(炭酸水)

 

nosh(冷凍食品)

 

ちゃんとオイシックス(生鮮食品)

 

 

いずれにしてもポイントは「定期便を設定しておくと安くなること、注文の手間が省けること」ですね。

 

販売者側としては、毎週購入がある程度見込めることで、売り上げが上がるし在庫の管理が簡単になるしでメリットがあるし、購入者側としては、毎日定期的に使うものが、一定周期で勝手に送られてきて便利だし安く手に入るしということで一見Win-Winなサービスです。

 

これらのサービスは、始めた当初は、便利だなあと思っていました。

 

しかし、その反面、だんだんと生活スタイルが変わってきて、「今週はパスしようかな」と思ったときに、うっかり「スキップ処理」(その週の注文を見送ること)を忘れてしまうことが増えてきました。

 

自分が悪いとはいえこの瞬間に結構「イラッ」としてしまいます。

 

なにせそのときに必要無いものが届きますからね。受取の手間もあるし、何よりスキップ処理を失念した自己管理のできなさに失望します。

 

私の場合は主に食品を定期便扱いにしていますので、オイシックスなどの生鮮食品だった場合にスキップし忘れると地獄をみます。

 

私はこの地獄を何度も経験しています。このように文句を言うくらいなら解約しなさいという話なんですけどね。でももう少し考えてみました。

 

 

☆☆☆☆

 

定期便は普通の買い物と違って「毎週定期的に送られてくることが当たり前」で、その週の注文をキャンセルするには、自ら手を動かしてキャンセル処理をしないといけません。

 

「そりゃあ当たり前だろ」と思ってしまうこの行動は、実は行動プロセスを切り抜くと、普通の購買行動とは真逆の行動なんですよね。

 

どういうことかというと、

・普通の購買行動:買うときに人間によるアクション要

・定期便の購買行動:買わないときに人間によるアクション要

こういうことです。

 

この動作の違いが「買わないことを忘れる」という悲劇を生み出しやすい?構造になっていると思っています。何かをしないために、何かをするという。禅問答みたいな感じですね。

 

こういった新しい(?)行為に、人類はまだ不慣れである気がしています。

 

うまく言語化できないのですが、とにかく私の場合は、とにかくスキップ操作ミスが多いため、どうしたものかと悩んでいます。ちゃんと注文リマインドのメールは届くんですけどね。それでも何回に一回は見逃しますね。

 

本当は都度注文を行っていけばこのような悲劇は回避できそうなものですが、オイシックスやnoshは定期便が前提のサービスであり、基本的に都度注文の方式がとれないようになっています。よく考えられていますね。

 

定期便であることを分かって契約しているため、キャンセル漏れはこちらが100%悪いんです。が、もしかして多少なりともキャンセル漏れをしてしまう人間の心理を狙ってサービスを展開しているのでは?とひねくれている私は思ってしまいます。

 

サブスクリプションのサービス全般がこんな感じだと思いますけどね。携帯のオプション解約忘れとかも、ですね。

 

うーん。何だかなあといったところです。いや、私が悪いんです。うん。

 

以上●●定期便の罠が多すぎるという話でした。