Kindleアンリミテッドって便利ですよね。
月額980円を支払えば、対象の本が読み放題になるまさに電子図書館的なサービスですね。
サービス開始当初は今ひとつなラインナップでしたが、最近は対象書籍も増えてきており、利用者としてはめっちゃ便利に使わせてもらってます。
けれど、うまく活用できないと「どうせ使わないし解約しちゃおっかな」と思ってしまう面もありますね。
そこで今回は、Kindleunlimited(キンドル・アンリミテッド)が続かないあなたへ、活用へのこつをお話ししたいと思います。
- 結論:雑誌を中心に活用してみよう!
- 今のしくみではKindleアンリミテッドは続けづらい
- なぜ雑誌を中心に活用すべきなのか
- 私の個人的なおすすめはNewsweek
- Kindleアンリミテッドで雑誌生活にはiPadがおすすめ
- まとめ:元を取ろうと思わないこと
結論:雑誌を中心に活用してみよう!
いきなり結論ですが、「雑誌を中心にKindleアンリミテッド」を活用するということです。
今更雑誌なんて・・・
と思うなかれ、なぜおすすめなのかを説明していきます。
今のしくみではKindleアンリミテッドは続けづらい
しょっちゅう入会セールをやっているKindleアンリミテッド。
「3ヶ月間は月額99円」だとか、魅力的なキャンペーンを頻繁にやっているので「試しにやってみるか」と加入する方は多いですね。
ただ、通常期間ですと月額980円と決して安くないですね。私も何度か解約を検討しました。
今のところのKindleアンリミテッドの惜しいところは次の通りです。
続けづらいポイント①:検索しづらい
最大の欠点は、検索性の悪さだと思っています。どれがKindleアンリミテッドの対象で、どれが対象でないのか、わかりづらいです。
もっといえば、閲覧性が悪いともいえます。
ランキングも、カテゴリ分けがいまいちに感じます。あなたへのおすすめの精度が低いので、あまり自分の趣味にあわない本が、上位に表示されることもしばしばですね。
dマガジンなどは閲覧性という点においてはKindleより上ですね。
ここはアマゾンに改善してほしいところですが、それでもサービスとしては優れているので、この欠点を踏まえた活用方法を以下でお話しします。
続けづらいポイント②:元を取ろうと思ってしまう
サブスクリプションサービスの宿命ですが「月額980円のもとを取ろうとしてしまう」っていうのはありがちな罠な気がします。コストパフォーマンスということです。
良くも悪くも、980円の以上の本を読めれば「月のノルマ達成」とか心のどこかで思ってしまいそうです。
達成できれば継続できますが、忙しくて980円分の読書体験ができないと、「じゃあ解約しちゃおうか」となってしまいます。
続けづらいポイント③:スマホだと雑誌が見づらい
Kindleアンリミテッドの対象本は大きく2つのタイプがあります。
1つは、文字情報中心の本ですね。小説とか、文章主体の新書とかが該当します。この手の本はスマホだったりKindle Paperwhiteで読みやすいですね。
もう1つは、雑誌を中心とした画像情報中心の本です。これは、ペーパーホワイトなどのいわゆるイーインクの端末ではとても見づらいです。
iPadなどのタブレット端末ではイメージデータ中心の本でも非常に見やすく雑誌向きです。
結論としては、Kindleアンリミテッドをどの端末で活用するかによって印象が大きく変わります。
なぜ雑誌を中心に活用すべきなのか
雑誌をKindleアンリミテッドで読むメリットとして、「定期的に発行されること」「短時間で読めること」「元を取れる実感がもちやすいこと」が挙げられます。
Kindleアンリミテッド対象本の検索性の悪さは、考え方を変えれば解決します。
すなわち、お気に入りの雑誌を定期的に読むことを決めてしまえば、「検索というプロセス」を経ずに迷わず読書を開始できるということです。時短です。
さらに、雑誌なら短時間で読めてしまうこともいいところですね。現代社会は1つのことにかけられる時間がどんどん短くなっています。
YouTubeが代表例だと私は思っていて、ほとんどが10分程度の動画ですよね。この文化の普及により、たとえば、映画なんかは「長時間みられる耐性」がどんどんなくなってきてしまっている気がします。
そんな現代人には雑誌コンテンツがぴったりです。
ヤフーニュースなどをはじめとするニュースサイトよりも上質な情報が手に入りますし、自分の趣味に合わせて選べるので飽きにくいですね。
月2冊以上読めば、多くの場合に980円以上得します。
コスパが気になってしまう方においては、割高感も薄れます。
私の個人的なおすすめはNewsweek
では、どんな雑誌を読めば良いのでしょうか。
これについては趣味にあわせて読めば良いと思います。私が一義的に論ずるところではないのですが、私が最近定期的に読むようにしているのは、「Newsweekニューズウィーク日本版」です。
こういう雑誌って、普段手に取らなくないですか?
私が読むようになったきっかけは、新型コロナにより世界が変わってしまったことです。
世界中で、同じ災害により苦しんでいる今の現状を、いろんな人の声で理解したいと思ったからです。
パンデミック拡大は大変な事態ではありますが、世界中の人と同じ事象を共有できる貴重な機会でもあります。
この雑誌のメイン記事は翻訳された記事です。なので、取り上げるトピック(論点)も、東洋経済などの日本のビジネス本とは違っていて新鮮です。
少しだけ関心の輪を広げる、きっかけにしてみるのも良いかもしれませんよ。
それ以外の雑誌については、ぜひぜひお好きに。もちろん、漫画だってOKです。
Kindleアンリミテッドで雑誌生活にはiPadがおすすめ
前述しているとおり、雑誌系コンテンツはスマホでは力不足です。ペーパーホワイトでもキツイですね。どうしてもタブレットで活用したいところです。
iPad持っていない方、この機会にどうですか。
散々いろんなところでおすすめされているとは思いますのでiPadの良さについて詳述するのはここでは避けますが、私のような活用をしたい場合は必須ですね。
弱点としては、iPadって値段が高いんですよね。
もしコスパを重視したいのであれば、KindleシリーズのFireHDシリーズがおすすめですね。できる限り大画面のFireHD10が良いと思います。Kindleアンリミテッドの無料お試し期間もあります。
まとめ:元を取ろうと思わないこと
Kindleアンリミテッドは雑誌向きという話でした。
今回は雑誌だけの話をしてしまったので、「じゃあdマガジンでも良いじゃん」と反論したくなる人もいるかもしれません。
私が言いたかったのは、「まずは雑誌を活用してKindleアンリミテッドを習慣化しよう」ということです。
普段からKindleで雑誌を読むことをキーにして、読書の幅を広げるきっかけにしましょう、ということです。まずはアプリを開くことが大事なんですね。
ということで、Kindleアンリミテッドは解約せずに活用しましょうというお話でした。