2022WFP等寄附金控除の確定申告完了したけど不安だらけな件

令和3年分の所得税の確定申告が完了しました。

 

私は去年からWFP協会と日本赤十字社にクレジットカードで寄付を定期的に行っています。今回は2021年分の確定申告で寄附金控除による還付を受けるために、これまで忌避していたe-Taxで確定申告してみました。

 

実はこれまでは郵送でしか所得税の確定申告をしたことがありません。e-Taxはトラブルが多いイメージがあることや、マイナンバーカードと専用のICカードリーダーが必要だったためです。

 

しかし、今年はマイナポイントをもらうためにマイナンバーカードを取得していたことや、iPhoneと二次元バーコードを活用することによりICカードリーダーが不要であると(今更ながら)知って試してみたわけです。

 

結果として1時間程度でe-Taxで申告作業自体は終わったのですが、結構不安なポイントもあります。今回は、2022年に寄附金控除のためにe-taxを活用した感想をまとめました。

 

 

 

 

関門1:マイナポータルと連携するメリットわかりづらい

最初の関門はこれです。

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一見、マイナポータルと連携した方が良さそうな表示ですが、生命保険料や地震保険控除が年末調整により終了しているサラリーマンの場合は「連携しない」が正解です。

 

連携しても良いのですが、各種生命保険料や地震保険控除のデータが連係されるだけなので、すでに職場に提出している場合は基本的にはメリットなしです。

 

ただし、医療費控除を受けるためにマイナンバーカードを保険証代わりにしている人は楽になりそうな感じはあります。これも年間通して「狙ってやっている人」向けなので、そもそも意味の分からない人は「連携しない」が楽だということです。

 

関門2:寄付先(WFP協会)の入力

次の関門は、実際の寄附金控除入力画面です。認定NPO法人等に対する寄附金のところです。

 

WFP協会に寄付した場合、住んでいる市区町村よって選択が変わります。

 

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この選択肢は、横浜市に住んでいる場合は「住所地の都道府県および市区町村の両方が条例により指定した寄附金」を選択し、横浜市以外の神奈川県民は「住所地の都道府県のみが条例により指定した寄附金」それ以外の都道府県民は「住所地の都道府県および市区町村の両方で条例により指定されていない寄附金、または不明な場合」を選択します。

 

後述しますが、このほか寄付金額の入力画面などについては、エラーチェックがなく、入力した内容そのままに申告されますので、慎重に入力していく必要があります。

 

関門3:ふるさと納税は、ワンストップ特例制度を利用しても確定申告する

ふるさと納税の「ワンストップ特例制度」で確定申告が不要となる手続きをしていてたとしても、確定申告が必要になった時点で、改めてこの申告に盛り込む必要があります。

 

つまり、寄附金控除をふるさと納税で使う人は、そもそもワンストップ特例制度は使わない方がいいですね。自治体の人に無駄な手間をかけさせてしまいます。

 

関門4:電子署名のパスワードが必要

e-Tax(マイナンバーカード方式)で確定申告する場合は、マイナポイント申請のときに使った4桁の暗証番号のほかに、6桁以上で設定したであろう「電子署名のパスワード」が必要になります。

 

マイナンバーカードを発行してから初めて求められたパスワードなので、入力を若干日和りました。というのも、5回間違ったら市区町村の窓口に行って再設定しなければならないため、そんな面倒は避けたかったからです。

 

なんとか1回で成功して事なきを得ました。

ちなみに、e-Tax(マイナンバーカード)方式は、フロー推移のたびにiPhoneで二次元バーコード読み取り→暗証番号入力→マイナンバーカードをiPhoneにかざして認証、の作業をしなければなりません。冒頭1回で済むようにして欲しいですね。

 

関門5:領収書など証明書類は送付不要。スマホで完結。

給与所得だけの人で、寄附金控除など控除系の申告だけならば、基本的にはスマホだけで確定申告は完結します。

 

紙の証明書類(寄附金受領証明書、WFPの領収書など)は送る必要も、イメージデータを税務署に送る必要もありません。

 

送る手間と切手代がかからないのは良いですが、寄付金額など入力内容は完全に自己責任ということです。30,000円寄付したのに50,000円と申告しても故意であれ過失であれ、税務署から指摘がなければそのままになります。

 

後日検証のため、あるいは悪質な申告を防ぐために、申告してから5年間は納税者に領収書等原本一式を自宅等に保管する義務があります。

 

これは、税務署が領収書まみれになることを防ぐ効果がありそうですが、納税者からすると送付の手間が減る反面、第三者によるチェックが入らず、突然税務署から領収書チェックが求められる可能性があるということですから、油断なりません。自宅内で無くさないようにする必要があります。

 

まとめ

e-Taxは思いがけず便利でびっくりしました。

 

昔ながらの「紙ベース」でしか確定申告していなかったので、寄附金控除の申告だけならスマホだけで完結できるスムーズさにちょっと感動です。

 

一方で、証明書類の添付がどんどん不要になることで、システムがスルーする部分の、記載内容の第三者によるチェックが入らなくなることへの不安はあります。

何度も見返して申告しておりますが、確定申告書そのものには表記されない入力箇所もあります。何か致命的な間違いがあれば後日税務署から指摘されるしかないんでしょうね。

 

話は変わって、医療費控除やセルフメディケーション税制は知ってはいましたが、いちいち領収書などを保管していないし縁遠いものかと思っていました。

 

でもこれからはマイナポータル上でマイナンバーカードを健康保険証化することで、医療費等のデータをマイナポータルに蓄積できるようです。

 

来年の確定申告では、e-Taxをマイナポータルと連携させることでかかった医療費等のデータを読み取って医療費控除に活用できるかもしれません。

医療費控除がつけるくらい医療費がかかる見込みはないのですが、それでもあとから領収書レターケースをひっくり返して申告する手間は省けそうです。

 

ちょっとした関門はありつつも、かなり手軽に確定申告できる感じました。

 

以上参考になれば幸いです。

 

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