【実体験】銀行を辞める3つのケース別ベストなタイミング【退職】

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銀行辞めたいんだけど、なかなか上司に辞めたいって切り出せない・・・。決算期の3月9月は忙しいから恐縮しちゃうけど、実際、辞めるベストなタイミングっていつなんだろう

1年目だけど、数日支店配属になっただけで、ここはブラックだと分かった。今すぐ辞めたいけど、いくらなんでも早すぎると怒られるかな・・・銀行を辞めるベストな時期を知りたいです

 

銀行って退職するにも「だいぶ気を遣う職場」です。

もうすでに「辞める」と決意しているのならば、できれば穏便に退職したいですよね。

 

今回は実際に銀行を辞めた元銀行員の私が、3つのケース別に銀行を辞めるベストなタイミングをお伝えします。


この記事でわかること:

  • その①:銀行を退職する「ベストな月」がわかる
  • その②:銀行を短期で辞めてしまって大丈夫か?がわかる
  • その③:中堅銀行員が銀行を辞めるタイミングがわかる

 

銀行を辞めるベストなタイミング(退職月)はいつか?

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結論:欠員が補充しやすい6月末か、9月、12月、3月などの四半期ごとのタイミングがベスト

 

基本的に銀行は1年中繁忙です。

 

2月8月は閑散期と言われていますが、実際には休みの行員のフォローに当たったり、半期決算に向けた営業案件の種まきをしなければならないため、閑散期は必ずしも暇ではない、というのが正解にはなると思います。

 

ただ、退職日を設定するならば、やはり新入行員が配属される4月か、あるいは上場している銀行であれば株主総会が開かれる6月がベストでしょうね。株主総会では取締役が動くので全体的に人事異動が活発になる時期です。

 

早めに人事に伝えられるのであれば、4月あたりに退職を相談して→実際には6月に退職する、というのが一応答えになるかなと思います。

 

銀行を1年未満の短期で辞めてしまって大丈夫か

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結論:辞めたいと思ったら今すぐに辞めるべき。今辞めないと10年勤めることになる

 

1年未満、あるいは3年以内に銀行を辞めたいと思ったあなたはラッキーです。早急に辞める手続に入ったほうが良いです。

 

特に1年未満で「銀行があわない」と感じたり、「今現在酷いパワハラを受けている」場合、我慢して仕事を続けても改善される可能性は低いです。最初の配属や上司先輩ガチャは大いに運に左右され、一度ループにはまってしまうとなかなか抜け出せません。

 

石の上にも三年とか、職歴がつかないといった噂がありますが、全く根拠がありません。会社によっては、我慢すれば報われるケースがあるかもしれませんが、「銀行で○○を成し遂げたい」といった殊勝な志でもなければ、早く辞めてしまった方が良いです。銀行に残っても、銀行内でのみ通用するスキルが蓄積されるだけであまり意味がありません。

 

ここまで言うのは、私自身の苦い経験があるからです。詳しくは中堅行員のタイミングのところで後述します。

 

中堅銀行員が銀行を辞めるベストタイミングはいつか

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結論:早ければ早いほうが良い。ベストなタイミングなどない

 

1年未満で辞めたい方にも共通しますが、若手の場合はベストなタイミングは特にありません。基本的に役職がついていなければ、いくらでも銀行員の替えは効くからです。

 

周りの迷惑というのも、とりあえずは考えなくてよいでしょう。いつ辞めたって結局迷惑の度合いは多少あるにせよ、いずれにしたって迷惑はどうしてもかかります

 

問題なのは、転職や退職タイミングを逸してしまい、ついには銀行を辞められないマインドに陥ってしまうことなんです。

 

私自身は新入行員のときから(もっと言えば、内定者研修の段階で)「銀行辞めたい」と常に思いながら銀行員を続けていました。

 

幸いにして病気になるような強いパワハラなどは受けることはなかったのですが、逆を言えば辞めるタイミングを失いながら、だらだらと銀行員を続けてしまいました。

 

気づけば10年も銀行に勤めていました。浦島太郎状態です。

 

あなたも、今、辞めたいという気持ちに背を向けてしまったら私のように10年間銀行を辞められないかもしれません。

 

そういったマインドで銀行を続けるのはおすすめしません。ほんと時間が勿体ないです。

(ひたすら我慢すること、自分の気持ちに背を向けることを鍛えたいのなら別です)

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社会人になると大きな決断に対して腰が重くなります。まして新卒での入行・入職が大半であり、大学卒業後すぐに銀行員になった者にとっては、退職という手段はとても重く感じます。よく気持ちは分かります。

 

ですが、ここで自分の気持ちにしっかり立ち返って辞める決断をしないと、私のように最悪の場合、10年以上銀行に勤めることになります。

 

嫌な気持ちのまま過ごし続けるのは勿体ない!

人生100年時代、1つの仕事をずっと続けていくだなんて選択肢があろうはずがありません。たまたま、転職したいと考えた、今がそのタイミングなんです。

 

最悪、退職代行サービスを使う手もある

職場によっては、直属の上司に退職をなかなか言い出せないところもあるかと思います。でも、ここ数年で「退職代行サービス」が普及してきており、退職しやすい環境になりました。

 

退職代行サービスには、弁護士対応のものと、そうでないもの(あくまで退職交渉だけで法的交渉はしない)とに分かれます。できれば、弁護士が直接対応するサービスを使いたいところです。

 

以下で詳しく説明しておりますので、よろしければご覧ください。

 

 

 

納得感のある人生を取り戻すため今すぐすべきこと

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辞めたいと思ってすぐに辞められるのならば、苦労しないですよね。

 

辞めたいけど、考えて考えて・・・

でも、一歩を踏み出せない、、、

 

もしかしたらそんな状況にあるかもしれません。

 

 

状況を打開するには、まず、

 

「実際に他の企業で働くイメージを少しでも持つ」

 

ことが大事です。

 

小さな一歩ですが、少しでも踏み出しましょう。

 

要するに、今の職場に考えを固着しすぎないことです。

まず、気持ちを楽にしましょう!

  

私も銀行を辞めたくて仕方なかったのですけれど、

 

グチグチと言いながら10年も務めてしまった人間なので、

よく気持ちがわかるんです。

 

だからこそ、言えます。

今、この瞬間に、辞めて前に進みたいと気づいたときにこそ、

自分の選択肢を広げる思考を持って欲しいんです。

 

そうしないと、

今までと同じように「ただ辞めたい・・・」の繰り返しになってしまいます。

 

選択肢を広げる方法として、たとえば転職支援サイトでは、

自分の「市場価値」が明確になります。

 

私も銀行現職のときは、そのスキルがどう役に立つか分からなかったですれど、転職サイトに登録してみると、様々な業種の企業からオファーを受けることになり、自分が生かせる職場がイメージできるようになります。

 

銀行時代に思いもよらなかった経験が他社で評価されることがあります。

私は現在銀行以外の業種で仕事をしていますが、

銀行の環境は酷かったとはいえ、

そのスキルは銀行以外でも役立つものが多いです。

  

自分が思ってもみなかった銀行スキルが他社で役に立つことがある、

と書きましたがこれは職務経歴書として落とし込むことで、

初めて意識されることです。

 

 

他社からのオファーもあり求められるスキルが明確化されれば、

 

たとえ銀行から転職しない選択肢を選んだとしても、

銀行でスキルを研くために意識的になれるし、

 

なによりモヤモヤしなくて済みます。

 

次に何をすべきか明確でないからモヤモヤするんです。

 

銀行員を辞めたいのは転機と捉える

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銀行を辞めたい理由、それでもとどまる理由、様々考えがあると思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

かなり長文でしたが少しでも前向きになるお手伝いができたのなら幸いです。

 

何もしなくてもまた明日がやってくれば銀行に出勤することと思います。そういう気持ちで、明日からも銀行に通うのはつらいですよね。

 

私はこの繰り返しで10年を迎えてしまいました。

 

「3年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と思い続けて3年働いたころには、

「5年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と先延ばしにしていて、気づけば10年経っていたのです。

 

私は10年間銀行に勤めたことなんかより、

 

10年間モヤモヤしながら生きていたことのほうが

よほどもったいないと後悔しています。

 

現在、幸せに働けている分だけ、よりそれを強く感じるのですが、

その原因は以下のようなものです。


  • 辞めるには次を決めてからでないとと思い込んでいたこと
  • 銀行員は潰しが効かないと思い込んでいたこと
  • 仕事への価値観の軸が新卒のままになっていて、転職を思い浮かべてもそれが足かせになっていたこと

でも、転職して分かったのは


  • 仕事を辞めてから転職しても良いこと
  • 転職市場に自分を当てはめてみて、意外と銀行員は潰しが効くということ
  • 最初は面倒だけど自己理解が進めば、モヤモヤせずに生活できるということ
  • あまり恐れずに日々を過ごして良かったんだ、ということ

です。

小さな一歩でも、

ほんの少しでも変えれば大きく変わる可能性があります。

その一歩の支えになれたのなら幸いです。

 

少しでも転職が気になったら、まずは「情報サイト」に登録しましょう。様々な企業の口コミから次の職場で働く自分をイメージしましょう。

こちらのページでは、一つの例を紹介しています。よろしければご覧ください。