【向いていない】銀行に就職して後悔したこと5選

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入行して3ヶ月だけど、銀行って思ったより辛すぎる・・・こんなはずじゃなかった・・・銀行辞めたい・・・
銀行に就職しなきゃ良かった

安定してると思って銀行に入ったけど、ノルマ大変だし、上司おかしい人多いし、飲み会やイベント多くてプライベートもない。もうやってらんない

 

銀行に入って3ヶ月も経たないうちに銀行の「異常さ」に気づくことができます。

私も銀行に就職した当初、いや、内定者研修の時点から銀行の異常さは感じていました。

 


この記事でわかること:

  • 銀行に就職すると後悔する

  • 銀行に就職した失敗を挽回する方法

 

 

銀行に就職して後悔したこと5選

その①:銀行の独自ルールが多い

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銀行は体育会系の規則を主とした独自ルールが多数存在します。

以前銀行員の1日の記事を公開しました。

 

ざっくりいうと、

  • 支店長を中心としたピラミッド組織

  • 挨拶の仕方もルールが

  • 絶対服従、軍隊と一緒

  • 昼食は食べられない・・・等々

  

入行当初から体育会系の意識がなかった私は、全く納得感がないまま、詰められたり、仕事が進んでいく経験をしました。

社会人になると理不尽なことで怒られる、ということがよくありますが、銀行を離れてよく分かるのが、「銀行の理不尽は常軌を逸している」ということです。

 

銀行は基本的に自分の考えが通らず、長いものに巻かれるという仕事のスタイルになるので、自分を捨てられる人、全体が良ければ自分を殺してもいい人は、銀行でもしなやかに生きてけます。

その②:ノルマが厳しい

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銀行はノルマが厳しいことで有名ですが、それでも、それをわかっていながら新卒で銀行に就職する人が後を絶ちません。

 

それは、「自分は大丈夫だろう」という思い込みや、そもそも銀行にエントリーシートを出してしまった自分を正当化したい、という防衛機制ですね。ノルマが厳しい、という銀行が銀行である根本から目を背けていると思わざるを得ません。

 

結局、「ノルマが厳しくても自分なら大丈夫だろう」と思っている人は対人関係でまだ苦労をしていないんです。学生なので仕方ないとは思うのですが。

「ノルマが厳しい=人格破綻した上司が多い」というイメージにしっかり結びついていないのが原因だろうと思っています。

 

ノルマや金融庁検査がない銀行は、それはもはや銀行ではありません。

幼稚な例えですが、大人になれば誰でも「唐辛子=辛い」という事実はわかりますよね。それと同じくらい「銀行=苦しい」というのは当たり前なんです。ネットが発達した今、元銀行員の体験談も格段に増えました。非常に良いことだと思っています。けれど、そういった被害が未だに後を絶たないのはとても残念です。

 

その③:自分の時間が無い

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もちろん軍隊ですから自分の時間はありません。就業後は当たり前のように飲み会で午前様ですし、土日はイベントや資格取得の勉強があります。自由な時間は全くありません。

 

唯一、自分の時間とも思われたのが、銀行員なら誰もが取らされる1週間の長期休暇の時間です。ただそれも私の場合は毎日上司から電話がかかってきて休暇どころではありませんでした。挙げ句の果てに「なんで長期休暇なんて取るんだ」と詰められる始末。

 

当時は「長期休暇の前日までに仕事が終わらなかった自分が悪い」と反省しておりましたが、今思えば、それも限度があります。私ひとりが抱えていた仕事量には限界がありました。当然、1週間も休めば、引継もできないような案件も発生する可能性がありますしね。

 

結局、長期休暇を取ること自体がストレスになりました。休むことで怒られるからです。リフレッシュするための長期休暇さえストレスになる、これは常識的に考えておかしいことですが、それが銀行の現場でした。

 

その④:細かいことが気になって眠れなくなる

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不眠症の銀行員は多いです。

言わずもがな銀行員の仕事は細部まで気を配らなければなりません。

細かい落とし穴がたくさんあるんです。弊ブログの記事「1円でも合わないと帰れない?〜」では現金違算の件は軽く触れていますが、それ以外にも実に細かい事務手続マニュアルが定められており、1ミリでも間違っていると上司に詰められるし、年に数回ある金融検査で指摘されると絶望です。

 

ですから、家に帰っても「細かいこと」が気になって眠れません。具体的には、金庫のダイヤルはちゃんと「0」に合わせて帰ってきたか、あの書類のミスの補完方法はどうするか・・などなどです。

銀行業務外の時間までそういったことに頭が支配されるので、家族にも迷惑がかかります。また、多くの銀行員は不眠症です。睡眠導入剤を飲まないと寝れない人も多数でした。

 

その⑤:しっかりと調べて就職しなかったことを後悔する

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こんなに就労環境が劣悪なのは、銀行が悪いのだから仕方ないんです。だから、自分を責めないことが最も大切です。

 

私の場合は「銀行なんかに就職した自分の判断がそもそもの原因であり、判断を誤った自分は銀行に勤め続けなければならない」・・・こういう苦役を思い込みで自分に課してしまっていました。これは在職中には気づかず、転職して半年経ったくらいに気づいたんです。

 

これを読んでいる方は、もしかしたらそのことにすら気づいていないかもしれません。間違った判断はいくらでもこれから取り返せます。ぜひ一歩を踏み出してください。

銀行員を辞めたいのは転機と捉える

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銀行を辞めたい理由、それでもとどまる理由、様々考えがあると思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

かなり長文でしたが少しでも前向きになるお手伝いができたのなら幸いです。

 

何もしなくてもまた明日がやってくれば銀行に出勤することと思います。お局さんにまたいびられるかもしれません。新入行員であれば、ミスが続いてまた泣いてしまうかも。そういう気持ちで、明日からも銀行に通うのはつらいですよね。

 

私はこの繰り返しで10年を迎えてしまいました。

 

「3年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と思い続けて3年働いたころには、

「5年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」

と先延ばしにしていて、気づけば10年経っていたのです。

 

私は10年間銀行に勤めたことなんかより、

 

10年間モヤモヤしながら生きていたことのほうが

よほどもったいないと後悔しています。

 

現在、幸せに働けている分だけ、よりそれを強く感じるのですが、

その原因は以下のようなものです。


  • 辞めるには次を決めてからでないとと思い込んでいたこと
  • 銀行員は潰しが効かないと思い込んでいたこと
  • 仕事への価値観の軸が新卒のままになっていて、転職を思い浮かべてもそれが足かせになっていたこと

でも、転職して分かったのは


  • 仕事を辞めてから転職しても良いこと
  • 転職市場に自分を当てはめてみて、意外と銀行員は潰しが効くということ
  • 最初は面倒だけど自己理解が進めば、モヤモヤせずに生活できるということ
  • あまり恐れずに日々を過ごして良かったんだ、ということ

です。

小さな一歩でも、

ほんの少しでも変えれば大きく変わる可能性があります。

その一歩の支えになれたのなら幸いです。

 

少しでも転職が気になったら、まずは「情報サイト」に登録しましょう。

こちらのページでは、一つの例を紹介しています。よろしければご覧ください。

 

 

 

どうしても銀行を辞められないのなら転職代行サービスを使うのも手ですね。

 

www.ryuno.net